2005年5月25日
長野県教育委員会教育委員長 宮沢 脩 様
                                          長野県教職員組合執行委員長              花岡邦明
                                          長野県高等学校教職員組合執行委員長  中島 武


                                  県民合意の高校教育改革を求める要請書


 長野県教育の充実のために日頃より尽力いただいていることに心から敬意を表します。
 5月13日の定例教育委員会において、貴殿は「校数だけで議論できるか懸念する。校数をもとに再編について議論できる資料を次回定例会に出してほしい」と発言しました。その後教育委員会終了後、個人的な発言として「例えば学校名だ」と答えたと報じられています。
 推進委員会がこれから開催されるという現段階において、教育委員会が学校名を示すことは、推進委員会の議論を縛ることになります。このことは同時に推進委員会への不信につながり、県民的な合意を形成することを困難にします。
 また高校現場では、高校改革プランについてこれから検討を始めようとしている矢先に、それが「たたき台」とはいえ、県教委が一方的に学校名を公表すると、学校現場に大きな混乱と反発をもたらすことになります。
 私たちはこのような事態を憂慮します。高校改革プランの最終報告でも、「校名や学科名等の細部に至るまで、広大な長野県を一括し集権的に再編整備することには限界がある」として、各ブロックに設置される審議機関で検討することが望ましいとまとめられています。推進委員会で、真に県民的な議論が自由闊達に展開され、県民合意の高校教育改革が可能となるよう次のことを要請します。


                                                             記

1 教育委員会で、高校改革プランに関して学校名を示さないこと。

2 推進委員会を、自由闊達な意見交換をして合意形成をはかる場となるようにすること。また必要な場合は旧12通学区毎に部会を開催し、生徒を含めた地域住民が議論に参加する場を設けること。

 
                                                                                           以上

県民合意の高校教育改革を求める要請書