2005年2月21日
長野県教育委員会高校教育課長 様
長野県教職員組合執行委員長 花岡邦明
長野県高等学校教職員組合執行委員長 中島 武
日頃より長野県教育の充実のためにご尽力いただいていることに心から敬意を表します。
前期選抜が2年目を迎えますが、依然として約5500人の不合格者を出す事態となっています。中学校現場からは、進路指導の困難さ、受検生の3学期の学習に与える影響、不合格になった生徒へのフォローの問題などが指摘されています。高校現場では、判定の客観性や内申点のあり方を疑問視する声も出てきており、来年度の前期選抜のあり方を検討するには中学校と高校との意見交換を含めて充分な時間が必要です。
中学校・高校現場からは、2年間の総括をじっくり行なってから2006年度来年度の前期選抜について検討する必要があるとの切実な声が寄せられています。昨年は、この年度末の多忙な時期に各校に検討と回答を求めましたが、このことは高校現場に充分な検討をすることを困難にしました。
以上の趣旨から以下の点について要請をしますので、要請事項にそった対応を強く求めます。
一 中学校現場の声を吸い上げ、中学生の学習や進路指導に与える影響をしっかり把握し、二段階選抜制度の廃止を含めた入試制度の改善につなげること。
二 新入生や保護者対象のアンケートを引き続き実施し、問題点の把握につとめること。
三 2006年度前期選抜のあり方を検討する充分な期間を各高校に保障すること。本年度中に結論を求めることをしないこと。
四 各校の主体的な検討を尊重し、2006年度も実施しないと決定した高校に対して不当な圧力をかけ再検討を求めることをしないこと。